専⾨治療への思い・初めての⽅へ
初めての患者さんへ
身長が低いこと(低身長)は、それ自体が病気というわけではありません。
そして、夜尿症は、それ自体が痛みや身体的な苦しみを伴うものでもありません。
しかし実際にそういった症状で悩んでいる人にとっては、とてもデリケートで深刻な問題だと感じています。
当クリニックは、そういった患者さんが少しでも前向きな気持ちで治療に臨めるようなサポートを心がけています。
お子さんの夜尿症や低身長症で悩んでいる皆さんには、ぜひ一度当クリニックに足を運んでいただけると幸いです。
皆さんにとって「つる小児科クリニック」が、気軽に相談できる安心の場所になれたらと思います。
夜尿症
夜尿症のお子さんは全国に推定78万人ほどいると言われています。
しかし、実際に医療機関で相談したことがある方は、夜尿症のお子さんのうち5人に1人しかいないと言われています。
受診につながらない理由として、その背景には、デリケートな問題だからなかなか相談しづらいという患者さんの思いがあるかもしれません。
そして、相談したくてもなかなか近くに専門家のいるクリニックがない、という背景もあるでしょう。
私たちは、そういった患者さんが少しでも前向きな気持ちで治療に取り組める場所になりたいと思っています。
そして、もう一つの問題点として、せっかく医療機関で相談しても、治療を受けている方は意外と少なく、様子観察と言われているお子さまが非常に多いことです。
ご家族が受診しようと思った時、すでに様子観察をする時期は終わっていると考えます。
当院は夜尿症専門のクリニックとして、少しでも早く夜尿症が改善する治療をご提案したいと考えています。
低身長症
低身長とは、同じ月齢、性別の子ども100人を背の順に並べた時、前から2-3人目に該当する子どもを指します。
背が低いこと自体は病気ではありません。発育や体型には、個人差があって当然です。
しかし、極端に身長が低い場合は何らかの病気が関係していることも考えられます。
低身長にはいくつもの原因がありますが、その中には成長ホルモン治療などによって改善できるケースもあります。
身長の伸び方、体格、成長速度など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
小児腎臓病
学校検尿は、子どもの腎臓の異変をいち早く察知するために行われています。
腎臓病の多くは、かなり進行してからでないと自覚症状が出現しません。
そのため、ご自宅でお子さんの抱えている腎臓病を見つけることは、とても困難だと思います。
もし、尿の色に違和感があったり、泡立ちが見られたり、痛みやむくみ、頻尿などの症状が合った場合は、お早めにご相談いただけたらと思います。